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水素水サーバーには水素の発生方法によって「電極直接接触式」と「気体過飽和式」の2つの方法があります。
電極直接接触式とは、ウォーターサーバーの水に直接電極を接触させて水素を発生させる方法です。
水の化学式はH2Oです。これを電気分解するとH2(水素)とO2(酸素)になります。
電気直接接触式の水素水サーバーの水素濃度は、0.7ppm~1.6ppmです。1気圧での飽和水素濃度は1.6ppmで、加圧しない限りこれ以上の水素濃度にはなりません。電極直接接触式のサーバーの多くは加圧するタイプではありません。
電極直接接触法のサーバーは、長期間使い続けていると電極から金属が溶けだしてきます。金属アレルギーの人は注意が必要です。
気体過飽和式とは、電気分解をして水素を発生させる水と飲む水とを分けているものです。
飲み水とは別に水を電気分解して、水素と酸素を発生させます。水素はサーバーから排出し、水素飲む水に溶かしこみます。電極が直接飲む水に触れないので、金属が溶け込んでいる心配がありません。
また、水素濃度が高い特徴もあります。発生した水素を加圧して溶け込ませているため、水素濃度を高くできるのです。サーバーの性能にもよりますが、最大で4.1ppmというサーバーもあります。しかし、水素水を作ったときには高濃度でも、時間が経つと水素濃度が下がっていきます。一定時間をおいて水素水を作っているタイプではなく、常に水素水を作っているタイプだと、常に高濃度の水素水を利用できることが期待できます。
メリットの多い気体過飽和式の水素水サーバーですが、出回っている製品の数が少ないです。
また、どちらのタイプのサーバーも、ボトルを設置するタイプと水道直結タイプがあります。
このように、水素の発生方法には2通りあります。それぞれメリットとデメリットがあるので、サーバーを利用する際にはどのような水素発生方法なのか確かめてみてください。